リトゥ・ゲウ・ゴスワミ
食糧安全保障とは、年間を通じてすべての個人が食糧を入手し、入手できることを意味し、栄養安全保障
とは、入手可能な食糧が個人の必要に応じて必須栄養素を提供する必要があることを意味する。
アッサム州カムルプ県のカルビ族の食事摂取量と栄養状態を評価するための調査が行われた。この調査は、
カムルプ県のチャンドラプルおよびディモリア地区の15歳から49歳の女性400人を対象に行われた。サンプルの
選択は、目的的無作為抽出法を使用して行われた。食事摂取量は、24時間想起
法を使用して評価され、BMIは標準手順を使用して身長と体重を測定することによって決定された。この
調査により、カルビ族は、主要なマクロおよびミクロ栄養素の供給源である穀類、豆類、肉類、緑の葉野菜を毎日の
食事に十分な量含めていることが明らかになった。毎日の食事に含まれていた肉類は、カルビ
族のタンパク質必要量を満たす新鮮な魚、干し魚、肉であった
。炭水化物の摂取量は適切であると言える。穀物の適正レベルは103%から
116%で、ICMR(2011)が示すRDAを上回っていた。同様に、微量栄養素の摂取量も良好で、
緑の葉野菜やその他の野菜が毎日含まれており、葉野菜の適正レベルは
106%から112%で、これも推奨RDAを上回っていた。
カルビ食の中で緑の葉野菜としてハーブを使用すると、体の免疫力を高めるのに役立つ。カルビ食は適切であり、これは
回答者のうち非常に少数(15.25%)が低体重であるという事実によって明らかである。また、回答者の中で
中程度の低体重(<17.0)または重度の低体重(≤ 16.0)の人はいなかった。調査対象
地域の成人女性の大多数(75%)は正常な栄養状態(BMI 18.5〜24.99)であった。研究は、インドの他の部族グループと比較して栄養不足
の蔓延が非常に少ないことから、アッサム州カムルプ地区のカルビ族の栄養安全保障ははるかに良好であると結論付けた。