パトリシア・ムンシュ=アラトッサヴァ、オグズ・グルソイ、タパニ・アラトッサヴァ
圧縮空気からガス発生装置によって生成された窒素ガス (N2) は、氷水冷却装置で 5.5±0.4 ºC に保たれた最大 110 L の生乳を含む 170 L タンクに連続的に導入されました。N2 ガスは、生乳タンクのヘッドスペースにフラッシュされるか、生乳に直接バブリングされるかに関係なく、4 L ~ 14 L/分の固定流量でタンクに導入されました。テストされた条件では、6 時間のバブリングとそれに続く最大 7 日間の N2 の連続フラッシュの組み合わせが、生乳中の細菌の増殖を大幅に遅らせることができるため、最良の結果をもたらしました。総細菌の 1 log 単位の増加には、コントロール (N2 ガス処理なし) と比較して、N2 ガスフラッシュ下で約 2.5 倍長い時間が必要でした。この処理により、ホスホリパーゼ (PL) 産生細菌と Bacillus cereus 型細菌も減少しました。パイロットプラント規模で得られた結果は、コールドチェーンに沿った長期保管中に生乳の品質と安全性を向上させるために適用できるこの技術の可能性を示しています。