アミット・クマール・シャルマ、シャシャンク・クマール、アベイ・K・パンディー
はじめに: Tinospora cordifolia (Menispermaceae) は多くの病気の民間療法として使用されています。この研究では、T. cordifolia の茎の抽出物の抗酸化作用と細胞毒性について報告します。材料と方法: 乾燥サンプルを異なる溶媒で順次抽出しました。抗酸化活性は、鉄還元抗酸化力 (FRAP)、β-カロチン漂白、脂質過酸化阻害アッセイを使用して測定しました。癌細胞株に対する細胞毒性はSRB アッセイで測定しました。結果:クロロホルム、酢酸エチル、アセトン、エチルアルコール抽出物は、より高い FRAP 値 (4981-6568 μmol 硫酸鉄当量/mg) を示しました。水性、エチルアルコール、クロロホルム抽出物は、より優れた β-カロチン漂白阻害能 (阻止帯 15mm) を示しました。アセトンおよびエチルアルコール抽出物は、ラット肝臓ホモゲネートにおいて中程度(それぞれ 48% および 53%)の脂質過酸化阻害を示しました。茎の水性画分は、前立腺、肺、および結腸癌細胞株に対して強力な細胞毒性活性(67~99%)を示しました。結論:この研究は、T. cordifolia の茎が抗酸化剤および細胞毒性剤として大きな可能性を秘めていることを示しました。