Shrawan Kumar Upadhyay、Rubin Thapa Magar、Chandan Jung Thapa
プロテアーゼは、地元ではラプシと呼ばれる Choerospondias axillaris の葉、樹皮、根から単離されました。Choerospondias axillaris は、日常的にさまざまな用途に使われる、落葉性の果実をつける雌雄異株植物です。プロテアーゼは、pH 7 の 0.1 M リン酸緩衝液で抽出し、TCA と硫酸アンモニウムで順次沈殿させました。葉のプロテアーゼは、pH 9、温度 20°C で最大活性を示しました。一方、樹皮のプロテアーゼは、最適 pH 5、温度 60°C を示しました。根の場合、最適 pH は 10、最適温度は 35°C でした。葉、樹皮、根の最適培養時間は 15 分でした。酵素濃度の効果についてベル型の曲線が得られ、最適酵素濃度は、葉では 50 μg、樹皮では 30 μg、根では 50 μg でした。葉の Km 値と Vmax 値はそれぞれ 5.61 μM と 185.18 pmol/分、樹皮の Km 値と Vmax 値はそれぞれ 2.36 μM と 82.64 pmol/分でした。一方、根の Km 値と Vmax 値はそれぞれ 1.53 μM と 52.91 pmol/分でした。