ジェームズ・A・ウチゾノ
世界保健機関(WHO)薬物依存専門委員会(ECDD)の第38回会議が、2016年11月14日から18日までスイスのジュネーブで開催されました。WHO基本医薬品・保健製品(EMP)事務局長のスザンヌ・スロープ博士が会議の開会を宣言し、WHO事務局長に代わり全メンバーを招集しました。WHO保健枠組み・開発協力局長のマリー=ポール・キエニー博士は、今回のECDD会議の趣旨にのっとり、薬物の徹底的な監査に費やした時間と労力に対してECDDメンバーに感謝の意を表しました。彼女は、専門委員会の意思決定管理とWHOの標準化および基準設定部門における科学的証明の中心的な役割について概説しました。