ディーパック・P・バイヤ、タルラタ・R・シャガリ
目的: 本研究の目的は、インドのグルバルガ市に住む 4~6 歳児の歯の外傷の発生率を評価し
、4、5、6 歳でのこうした歯科外傷の発生率を判定し
、男女児の間でこうした外傷の発生率を比較することであった。
方法: 横断的調査を実施した。調査は、グルバルガ市の幼稚園と小学校に通う
4~6 歳児 1,500 名を対象に、1 人の検査官による上顎および下顎乳前歯の臨床検査と質問票を用いた面接から
構成されていた。外傷の分類には、Garcia-Godoy (1981) の分類を使用した
。検査官内一貫性は、歯ごとにカッパ値で評価した。
性別および年齢による差を分析するために、カイ二乗検定を使用した。
結果:外傷性歯損傷の発生率は 76.13% で、
歯のエナメル質が関与する歯冠破損が最も多く、次いでエナメル質と象牙質の両方が関与する歯冠破損で
あった。歯の変色 (P<0.05)、
エナメル質が関与する歯冠破損 (P<0.001)、エナメル質と象牙質の両方が関与する歯冠破損 (P<0.001)については
、男女間で有意差と高度に有意差が認められた。5 歳児の外傷性歯損傷の発生率は、4 歳児と 6 歳児よりも高かった。最も一般的な
損傷原因は転倒 (60%) によるもので、外傷の 40% は運動場で発生した。
結論:本研究に参加した 4 歳児から 6 歳児の前歯の外傷の発生率は
非常に高かった。歯の外傷のリスクについて親の認識を高めるための教育プログラムを実施する必要がある。