イスマイル・J・イスマイル、マディシェッティ・スリニバス教授、ハワ・トゥンドゥイ博士
本研究では、タンザニアのドドマ地域のコングワおよびムプワプワ地区のトウモロコシ小規模農家の市場参加決定の取引コストを分析するために、バイナリロジスティック回帰モデルを使用しました。また、本研究では、取引コストが市場参加行動に及ぼす影響に関してモデルの適合度を検定するためにカイ二乗モデルを使用しました。そのため、全体的なモデル適合統計量(モデル係数のオムニバス検定)は 0.05 未満で、有意水準が 5% であるという非常に有意な結果が得られました。これらの結果を参考に、帰無仮説は棄却され、代わりに、ドドマ地域のトウモロコシ小規模農家の市場参加決定に市場取引コストが影響するという対立仮説が有意水準 5% で採用されました。一方、4 つの変数のうち 2 つは市場参加を決定する上で統計的に有意であることが判明し、輸送コスト(p<0.030)と仲買人コスト(p<0.002)でした。