ケレチ C. ウルアクパ、ケベ E. オベテン、エル、M. エル、アノゼン O. イギリ
この研究の目的は、ゴマの葉のエタノール抽出物が成体ウィスターラットの肝臓の組織形態に及ぼす毒性効果を評価することであった。体重150~180gのウィスターラット45匹を15匹ずつ3つのグループ(A、B、C)に分けた。グループAのラットは対照群として蒸留水を与え、実験グループBとCにはそれぞれ200mg/kgと400mg/kgの葉の抽出物を投与した。抽出物は2週間投与され、その終了時に動物は屠殺された。腎臓を摘出し、H&E染色法用に処理した。得られた結果から、ゴマの葉のエタノール抽出物の投与により、萎縮した肝細胞と拡張した類洞を伴うエピフェーズ構造パターンが引き起こされた。この効果はゴマのセサミン含有量に起因するものであり、抽出物がウィスターラットの肝臓に有毒である可能性があることを示唆している。