MI レトノ スシロリーニ、クリスティーナ レトノ デヴィ、トリ ウィボウォ
コンクリートが海洋構造物に使用されていることはよく知られています。海洋環境は
コンクリート構造物の物理的および化学的劣化を引き起こすため、耐久性がコンクリートの性能において重要な役割を果たすことは間違いありません
。若材齢コンクリートの性能について学ぶことは
、コンクリートの成熟度を研究することです。これはコンクリートの耐久性の鍵であり、「成熟度コンセプト」は、
養生の時間と温度の関数としてコンクリートの特性の発達を予測しようとし、
フレッシュコンクリートから硬化コンクリートまでの現場強度の発達と品質の優れた指標になります。
この研究の仮説は、海水で養生した若材齢コンクリートの圧縮強度は、
普通の水で養生したものよりも高いということです。
この研究は、実験法と分析法の2つの方法を使用して実施されました。
実験法では、7日間と14日間の海水養生と普通の水養生のコンクリートシリンダーの圧縮強度を調査しました
。コンクリートの圧縮強度設計f'cは22.5 MPaで、
水セメント比によって変化します:0.4、0.5、および0.6。 7日および14日間養生した後、コンクリートシリンダーを
圧縮試験機で試験しました。
この研究の実験結果によると、
海水養生した7日および14日のコンクリート供試体の圧縮強度は、普通の水で養生したものよりも高く、7
日齢の供試体では約2.56〜5.25%、14日齢の供試体では3.39〜11.87%でした。この結果はまた、水セメント
比が低いほど、コンクリートの圧縮強度が高くなることを示しました。解析計算でも、
海水養生した供試体の圧縮強度が高く、7日齢の供試体では約0.06〜0.39%、
14日齢の供試体では0.11〜0.33%でした。海水養生したコンクリート供試体の圧縮強度が高くなるのは、
海水中の塩化カルシウムの存在と海水の温度が高いためです。 「成熟度概念」の分析結果は、コンクリートの
圧縮強度を予測する上で優れた性能を示し、
実験結果を非常によく検証しています。この研究の仮説は、
実験的にも分析的にも、海水で養生した7日目と14日目のコンクリート試験片の圧縮強度が
、普通の水で養生したものよりも高いことが証明されています。