イスラム MI、ムスタファ 1、マグダ H. アブデラティフ
チアミン塩酸塩を第一配位子とし、4 種のアゾ化合物を第二配位子とする 4 種類の新規混合配位子–薬剤錯体を、Co (II)、Ni (II)、Cu (II)、Zr (IV) イオンを用いて調製した。錯体は、元素分析、熱重量分析、モル伝導度、FT-IR、磁化率、UV-可視分光法によって特性評価した。分析およびスペクトルデータに基づき、錯体は [アゾ – M – チアミン (H2O)n]+Cl- と定式化された。ここで、Co (II)、Ni (II)、Cu (II) の場合は n=2、Zr (IV) の場合は n=1 である。すべての錯体は八面体構造を持ち、第一配位子と第二配位子はともに、アゾ化合物の場合は ON 様式、チアミン塩酸塩の場合は OS 様式で一価の単座配位子として作用する。いくつかの錯体の生物活性は、多くの病原細菌および真菌に対して評価されている。得られた結果は、金属錯体がより優れた抗菌および抗真菌活性を示すことを示唆した。