ムーサヴィファール M と ジャファルバマニ M
モリブドリン酸を脱アルミニウム化ゼオライトY(DAZY)に封入したものをテンプレート合成法で調製した。TiO 2をDAZYのナノケージに組み込むのは含浸法で行った。得られた光触媒(HPA/TiO 2 /DAZY)は、FT-IR、UV-Vis、FESEM、XRD、EDS、ICP法で特性評価した。この触媒システムをメチルオレンジの光分解で調べた。得られた結果から、光触媒の性能は光触媒の充填量とTiO 2 /(HPA/HY)比に依存することが明らかになった。ゼオライトケージに封入されたモリブドリン酸の光触媒活性は、脱アルミニウム化YゼオライトのナノケージにTiO 2を含浸させることで向上し、メチルオレンジが完全に除去された。