エブラヒム・ハーリド・アルエブラヒム*、アラー・アルガザル、モハメド・クトゥブ
背景:ワクチン接種後に心筋心膜炎を引き起こすアレルギー性自己免疫反応は極めてまれです。患者は症状発現の 5 日前に髄膜炎菌ワクチン (A 群、C 群、W-135 群、Y 群結合ワクチンオリゴ糖) を接種していました。
症例の概要:髄膜炎菌ワクチン (髄膜炎菌グループ A、C、W-135、Y 結合ワクチン) を接種し、ワクチン接種後 5 日目に急性反応性心膜炎と診断された、以前は健康であった若い患者の症例を報告します。アセチルサリチル酸とコルヒチンで治療したところ、心臓の炎症が治まり、その後完全に回復しました。文献を調査しましたが、同様の報告は見つかりませんでした。
結論:この症例は、髄膜炎菌感染後と同様に、髄膜炎菌ワクチン接種後にもまれな合併症である反応性心膜炎が発生する可能性があることを浮き彫りにしています。