エラムルーシー WA*、ナサール M、ラーゲブ AM、アルノマニー FA、マルゾク MA
背景:本研究の目的は、歯周病に侵された前歯の抜歯直後に埋入された即時修復歯科インプラントの放射線学的成功を評価することである。
方法:この前向き臨床試験のヒト研究では、タンタ大学歯学部口腔医学、歯周病学、口腔診断、放射線科の外来診療所から10人の患者が選ばれた。重度の歯周組織破壊の結果として歯を抜歯し、その後即時インプラント埋入および即時インプラント修復を行った。インプラントの生存率、骨レベルは、6、9、12か月の追跡期間に各患者について評価された。ベースライン画像と12か月の追跡期間の画像を比較するために、サブトラクション放射線撮影を実施した。結果:本研究で即時埋入されたインプラントの生存率は100%であった。結果は、術直後の記録と比較した場合、6、9、12か月で骨欠損の深さの有意な減少を示した。結論:この臨床試験の結果に基づくと、歯周病に罹患した新鮮な抜歯窩に直ちにインプラントを埋入し、その後直ちに修復を行うという手術法は、適切な術前および術後のケアが講じられれば予測可能な結果をもたらす有効な手術法である可能性がある。