レヌ・タンワール、アーシャ・R・アイアンガー、KS・ナゲシュ、パルル・ジャンブ
結核は口腔に異常に影響を及ぼし、その症状は非特異的であるため、結核の診断は遅れることが多く、予期せぬ発見となる。本論文の目的は、原発性口腔結核の症例を提示し、口腔結核の症状と診断の意味について議論することである。本論文では、上顎無歯顎前歯部に無痛性の乳頭状紅斑性病変が生じた珍しい症例を提示する。当該患者が著者によって初めて診察されたとき、病変はすでに 6 ヶ月間存在していた。頸部リンパ節腫脹があり、当初は悪性病変と診断された。最終的に、生検と超音波検査の結果、原発性口腔結核と診断された。患者は抗結核薬
療法のみで管理された。