マナル・I・エル・バルバリーとアハメド・M・ハル
この研究は、表現型法、API 20NE を使用した形態および生化学的特徴、および組織病理学的特徴のいくつかを伴う遺伝子型法 (16S rRNA 遺伝子配列決定) を用いて、自然発症した様々な淡水魚および海水魚、ナイルティラピア、ナマズ、ヨーロッパヘダイ、およびスズキから分離された Pseudomonas 種の特徴を明らかにすることを目的としています。推定 Pseudomonas 種 7 種のうち 6 種は、API 20NE 法によって種のレベルまで正常に特定され、2 種が P. fluorescens、1 種が P. putida、1 種が Pseudomonas 種、3 種が Burkholderia cepacia と特定されました。また、16S rRNA 遺伝子配列決定による遺伝子型の特定では、4 種すべての Pseudomonas 分離株 (3 種が P. fluorescens、1 種が P. putida) で成功しました。系統解析の結果、99% の相同性に基づき、分離株は Pseudomonas 属に分類されました。チャレンジ テストでは、P. fluorescens と P. putida は O. niloticus に対して病原性があると分類され、臨床症状と死亡率が最大 70% に達し、肝臓と腎臓の両方で死に至る組織病理学的変化を示しました。抗生物質検査では、シプロフロキサシン、ノルフロキサシン、ゲンタマイシン、ガチフロキサシン、ロメフロキサシン、カナマイシンなどの核酸合成阻害剤に対して本質的に高い感受性を持つ P. fluorescens と P. putida の間に有意差は見られませんでした。この研究では、分離株については表現型と遺伝子型の同定手順が全体的に良好に一致し、P. fluorescens 株間では生化学的および生理学的特性に若干の差異が認められたが、さまざまな魚から分離された P. fluorescens と P. putida の間では遺伝子型の違いが顕著であることが結論付けられました。