モハメド・H・M・アブド・エル・アジム、アハメド・AM・アブデルガワド、モハメド・エル・ゲルビー、シェリン・アリ、アマニ・MD・エル・メサラミー
Ocimum basilicum L.のメタノール抽出物の化学調査の結果、p-ヒドロキシ安息香酸、フェルラ酸、没食子酸、p-クマル酸、安息香酸、ケンフェロール、カテキン、ケルセチン、クロロゲン酸、カフェ酸、桂皮酸、エラグ酸の12種類のフェノール化合物が単離・同定されました。これらの化合物の構造は、クロマトグラフィー、UV、MS、1H-NMR、13C-NMRスペクトルデータによって確認されました。Ocimum basilicumのメタノール抽出物の細胞毒性は、結腸(HCT116)および肝臓(HEPG2)癌細胞株に対して強い細胞毒性を示し、2つのヒト細胞株のIC50はそれぞれ27μg/mlと34.5μg/mlでした。