デシュムク SK、サプカル VS、サプカル RS
この研究では、膜蒸留法をオレンジジュースの濃縮に適用しています。この研究で使用したオレンジジュースのモデル溶液は、分析用スクロース、シトラール、および 98% のエチルブチレートで調製しました。実験は、スクロース溶液を供給物として使用してフラットシートモジュールで実行しました。モデル果汁として使用したスクロース溶液の濃縮は、孔径 0.2μm、多孔度 70% の疎水性 PTFE (ポリテトラフルオロエチレン) 膜を使用した直接接触膜蒸留で行いました。PTFE 膜の表面改質は、膜をアルコールと水溶液で処理して親水性にし、乾燥によって疎水性を取り戻すことで行いました。処理済みおよび未処理の膜について、供給温度、供給濃度、流量、操作時間が透過流束に与える影響を調べました。この研究では、処理済み膜と未処理膜の水透過率を比較しました。テスト範囲内では、表面改質膜を使用したMDでは、膜表面を処理することで水透過率が大幅に向上しました。