トドロバ・クリストワ M、ヴァチェワ R、フィリポワ R、カメノバ T、アルナウドフ Y、ラドゥロワ Y、イワノフ I、ドブレワ E
この調査では、13年間(1999~2011年)にわたり、コンピュータ情報システム(CIS-NI)によって国内で公式に登録されたNIの2部構成の分析を提示しています。このシステムでは、感染部位と微生物因子別に、発生率(罹患率、調査では退院患者1000人あたりで再計算)とパーセンテージ分布(頻度分布、相対頻度分布)の2種類の指標を採用しています。この部分では、病院と病棟のカテゴリー別に全体的なNI発生率について説明し、特に小児科と集中治療病棟(麻酔科と蘇生科、集中治療)に重点を置いています。
平均発生率は 10% で、感染部位別の分布は次の通りです。VAP が 5%、手術部位感染症 (SSI) と肺感染症 (後者には気管支炎、細気管支炎、肺炎、気管内挿管処置に関連しないものを含む) がそれぞれ 16~18%、尿路感染症 (UTI) が 13~15%、敗血症が 4~5%、腸管、皮膚、感覚器、腹腔内、心血管系の感染症が各グループの約 2%、子宮内膜炎およびその他の婦人科感染症が 1%、若い母親の乳腺炎が 0.1%。微生物学的に診断された感染症は全体の 50~60% で、微生物学的に未確認で検査されていない感染症は 40~50% です。
大腸菌と黄色ブドウ球菌は感染者全体の約 3 分の 1 で特定されており、残りの分離株は、多剤耐性で知られる日和見細菌種(クレブシエラ属、シュードモナス属、アシネトバクター属など)に関係しています。
感染症の発生率は低い範囲内にとどまっており、例えば、LRTI(肺感染症)-小児科病棟-最大3%、VAP/肺感染症-蘇生(A&R)15~19%、集中治療(IT)5~8%、UTI-蘇生、泌尿器科-13%、SSI-熱傷治療室-38%、敗血症外科-23%、血管外科-11%、敗血症-熱傷治療室-22%、蘇生-8%、心臓血管外科-6%、ICU-5%となっています。
公式登録システムは、NI の監視と管理を目的として、全国レベルで信頼できる情報を提供します。このシステムは、病棟の元のデータを発生率や微生物分離株の分布などの基本指標で解釈します。この公式データベースは、NI の予防と管理の分野における取り組みを反映しています。システムへの追加リンクは、リスク処置を受けている患者のケアに関する指標の直接比較に役立ちます。