Frimpong M、Sarpong-Duah M、Beissner M、Sarfo、FS、Loglo AD、Tannor E、Awuah NY、Frempong M、Adjei O、Wansbrough-Jones M、Bretzel G、Phillips RO
背景: 抗生物質治療の導入により、ブルーリ潰瘍疾患の検査診断が重要になっています。Mycobacterium ulcerans の IS2404 反復配列に対するポリメラーゼ連鎖反応 (PCR) は、検査診断のゴールドスタンダードです。これは高価であり、アフリカの流行国の基準検査室でのみ実施されています。ポイントオブケアでの診断効率を改善し、患者管理の総コストを削減するために、安価な診断ツールとして抗酸菌 (AFB) の Ziehl-Neelsen (ZN) 染色を評価することにしました。方法: ポイントオブケアで直接調製した 2 つの塗抹標本を、AFB の ZN 染色後に油浸顕微鏡下で検査し、結果を同じ患者の PCR サンプルと比較しました。結果: 被験者全員から良質の塗抹標本が得られ、2 回目の塗抹標本を追加した場合、AFB の顕微鏡検査の感度が FNA サンプルでは 52% から 55% に、スワブでは 51% から 57% に増加したことが結果から示されました。結論: ブルーリ潰瘍疾患が疑われるすべての患者で AFB が検出された場合、PCR を省略すればかなりの節約になります。