Zubia M、Rehana Y、Muhammad SH、Omer MT、Lakht-e-Zehra、Adeyemi SO
カラチ海岸に生息する4種のムギリッド魚類(Liza melinoptera、Liza macrolepis、Valamugil speigleri、Mugil cephalus)の体長と体重の関係、コンディション(K)および相対コンディション係数(Kn)を測定した。対数変換回帰を用いて、これらの魚種の成長が正の相対成長か負の相対成長かを確認した。Liza melinopteraとValamugil speigleriは負の相対成長パターン(b<3.0)を示しているのに対し、Mugil cephalusとLiza macrolepisはb値が理想値(b=3.0)より大きい正の相対成長パターンを示していることが観察された。このようなb値の理想値からの偏差は統計的に有意(p<0.01)であることが判明したため、魚が成長したりサイズが大きくなるにつれて体型が変化すると結論付けられた。コンディション係数(K)は、魚のサイズや重量の増加とともに増加傾向を示した。相対的状態係数値(Kn>1.0)は、これらの魚がカラチ海岸で良好な状態にあることを明らかにした。