ヘレン・ジョアン・ラワラタ*、マリアナ・レンクアン、ウタリ・サティマン
北スラウェシ州ミナハサの4地区から採取したランサット果実(Lansium domesticum)サンプルから、42株の乳酸菌(LAB)が分離されました。北ミナハサ地区のランサット果実からは、12の乳酸菌分離株が分離されました。乳酸菌には、病原菌や腐敗菌の増殖を抑制する能力があります。この研究の目的は、北ミナハサ地区のランサット果実から抗菌剤を産生するLAB分離株を、遺伝子型の同定に基づいて特定することです。ランサット果実からの遺伝子型分離株LMU7の同定は、16S rRNA遺伝子配列決定法に基づいて行われました。1つの分離株(LMU7)は、病原菌や腐敗菌の増殖を抑制する優れた能力を持っていました。 1 つの分離株からの 16S リボソーム RNA 遺伝子は、PCR (ポリメラーゼ連鎖反応) によって増幅され、2% (w/v) アガロース ゲル上で単一のバンドを示しました。16S リボソーム RNA 遺伝子による識別により、抗菌剤を産生する 1 つの分離株 LAB が、類似度指数約 99.93% で Lactobacillus plantarum であると識別されました。