Kumar S、Singh R、Chaurasia BM、Kamal
2014年にインドのウッタル・プラデーシュ州にあるBSIPガーデンでOcimum gratissimumに新たな斑点病が見られ、宿主に重大な被害を与えました。この病原菌によって引き起こされる症状は、葉の両面に最大5mmの円形から亜円形の壊死性の暗褐色の斑点が現れるというものでした。Alternaria属菌が作り出すものと同様の明確な胞子(壁状)を持つ菌が観察されました。菌の形態学的特徴と宿主に対する病原性から、病原菌はAlternaria alternataであることが確認されました。私たちの知る限り、Ocimum gratissimumは、インドのウッタル・プラデーシュ州で斑点病を引き起こす病原菌A. alternataの新しい宿主として、ここで初めて報告されました。