海岸地帯管理ジャーナル

概要

ロンボク島で凝集性有孔虫が初めて記録される

スハルタティ・M・ナツィル

ロンボク島のギリ・トラワンガン、ギリ・メノ、ギリ・アイルにおける底生有孔虫の分布に関する研究が、
2008年11月28日から12月5日にかけて行われた。凝集性有孔虫は、
インドネシアからこのグループの出現に関する記録がほとんどないため、特に注目された。
研究の目的は
、ロンボク島で見つかった凝集性有孔虫の種類と存在量について、一般的な指標を得ることである。各ギリで調査した4つのステーションのうち、ギリ・トラワンガンとギリ・メノでは6種、ギリ・アイルでは7種が観察された。湾に近いステーションでは、湾から離れたステーションよりも、特にAmmobaculites agglutinansとHaplophragmoides canariensisの個体数が
多いのが普通である。