ゲブレミチェル・ゲブレスラシエ・カサフン
背景:合理的な薬物使用には、さまざまな専門家を巻き込んだ多角的な共同作業が必要です。処方指標は、医療施設における合理的な薬物使用を調査するために使用される WHO の中核薬物使用指標の 1 つです。この研究は、アクスム大学総合専門病院 (AkUCSH) における WHO 処方指標を使用して薬物使用パターンを評価することを目的としました。
方法:施設ベースの横断的研究デザインが採用され、2019年4月から5月にかけて実施されました。2018年4月1日から2019年3月31日までに外来薬局で管理された患者の記録が研究対象集団でした。WHOの推奨に基づき、合計600件の患者処方箋が対象となりました。包含基準を満たす患者処方箋を含めるために、体系的なランダムサンプリング手法が採用されました。データ収集には構造化データ収集ツールが使用され、データ収集プロセス中は必要な監督が行われました。データは、統計パッケージ for 社会科学 (SPSS) バージョン24を使用して入力、確認、分析されました。
結果:合計で、600 の処方箋で 1053 種類の薬が処方されました。1 回の診察で処方された薬の平均数は 1.78 (SD ± 0.913) でした。一般名を使用して処方された診察は 95.63% (1007) でした。さらに、処方された薬の約 99.5% (1048) は必須医薬品リスト (EML) 内のものでした。この研究では、合計 1053 種類の処方薬のうち、49.2% (295) と 4.0% (24) がそれぞれ抗生物質と注射剤でした。
結論:私たちの調査結果から、WHO 処方指標を使用した合理的な薬剤使用のパターンは最適ではないことが明らかになりました。