B.スリーカンス、シャリーニ・シェノイ・M、K.サイ・レラ、N.ギリッシュ、ラヴィ・シャンカール・レディ
マラリアの迅速な診断は、罹患率と死亡率を減らすための効果的な治療を施す上で重要です。本研究は、定量的バフィーコート (QBC) と迅速診断テスト (RDT) の有効性を従来の末梢血塗抹標本と比較するために実施されました。マラリアを疑わせる症状のある患者 100 名から血液サンプルを採取しました。血液塗抹標本では合計 74 例 (74%) が陽性で、QBC と RDT (Falcivax) ではそれぞれ 80 例 (80%) と 71 例 (71%) が陽性でした。血液塗抹標本では、患者の 74% (74 人中 55 人) が三日熱マラリア陽性で、25% (74 人中 19 人) が熱帯熱マラリアに感染していることが示されました。 QBC では、75 % (80 人中 60 人) が三日熱マラリア原虫陽性で、25 % (80 人中 20 人) が熱帯マラリア原虫に感染していることが示されました。熱帯マラリア原虫検査では、74 % (71 人中 53 人) が三日熱マラリア原虫陽性で、25 % (71 人中 18 人) が熱帯マラリア原虫陽性であることが確認されました。QBC の三日熱マラリア原虫に対する感度と特異度はそれぞれ 74.3 % と 80.7 %、熱帯マラリア原虫に対しては 100 % と 98.7 % でした。熱帯マラリア原虫の特異度は 100 %、感度は 96.3 % と 94.7 % でした。