アヌラーダ V、サイード アリ M、ヨガナンス N
Halophila ovalis のエタノール抽出物の Culex quinquefasciatus (Cx. quinquefasciatus) に対する忌避活性および成虫駆除活性を分析しました。抽出は、エタノールを溶媒として使用してソックスレー装置で行いました。Halophila ovalis の Culex quinquefasciatus に対する忌避活性は、抽出物の異なる濃度 (100、150、200、250、300 μL/cm2) で測定しました。Halophila ovalis 抽出物の成虫駆除活性は、Culex quinquefasciatus の 4 ~ 5 日齢の雌成虫に対してテストしました。成虫の死亡率は、実験室条件下で 24 時間観察しました。各実験は、3 つの反復と同時対照群で実施しました。WHO ガイドラインに従って、実験を実施しました。 250 μL の濃度で、Halophila ovalis の抽出物は Culex quinquefasciatus に対して 95% の最大忌避率を示しました。Culex quinquefasciatus に対する最高の成虫殺虫活性は 100 μL の濃度で観察され、LC50 は (50.2 ± 0.7) μL/ml と (51.2 ± 0.9) μL/ml でした。GC-MS により、Halophila ovalis の抽出物から得られる固有の化合物が明らかになりました。本研究では、GC-MS によって Halophila ovalis から活性殺虫化合物を特定し、その結果から Halophila ovalis の抽出物はフィラリア症蚊に対する新しい効率的な生物的防除源になり得ると結論付けることができます。