スプリーハリョノ
砂の採掘がサンゴ礁に及ぼす影響は、2003年9月から11月にかけてリアウ諸島で調査された。
調査では探索的手法が用いられ、一次データは
現地観察と聞き取りによるもの、二次データは関連機関から得たものの両方で収集された。
結果によると、サンゴ礁は中程度から良好な状態にあることがわかった。
中程度の状態にあるサンゴ礁の大部分は、深海(水深10メートル)で見つかった。同様に、生きた
サンゴの被覆率も、浅い水(3メートル)に比べて深海の方が低かった。これは光の透明度によるものと考えられる
。しかし、水深10メートルでの光透明度の低下が砂の採掘活動によるものだと断言するのは時期尚早である。さらに、自治時代に調査サイトで砂の採掘が集中的になった後、
漁獲量が大幅に減少した。