クアイユム MA、ジャハン R、ジャハン N、アクテル T、イスラム M サディクル
50日間の給餌試験を実施し、飼料中の竹炭(BC)がパンガシウス・ヒポフタルムスのアンモニア(NH3-N)排泄と成長に及ぼす影響を調べた。4段階のBC(0%、0.5%、1%、2%)を飼料組成物に添加し、魚(初期体重1.18 ± 0.04 g)に1日2回給餌した。試験終了時に、最終体重(g)、最終体長(cm)、体重増加(g)、体長増加(cm)、体重増加率、体長増加率、比成長率(% /日)、飼料要求率、生存率、水質パラメータ、すなわちアンモニア(NH3-N)、pH、溶存酸素を測定したところ、2% BC飼料を与えられた魚は、対照飼料(0% BC)を与えられた魚よりも有意に(P<0.05)高い成長促進を示したことがわかった。実験期間中のアンモニア濃度は、飼料BCの増加とともに減少した。さらに、組織学的観察では、食事中の BC 補給量の増加に伴って、すべての腸管部分における絨毛の高さと絨毛面積が増加する傾向があることがわかった。今回の結果は、食事中の BC が腸絨毛を刺激する効果を示しており、2% BC を補給した食事は、P. hypophthalmus の最大成長性能を満たし、アンモニア濃度を低下させるのに適切なレベルであることが判明した。