ラッセル・J・ホップ、エレナ・ルイス、シャラド・D・クナス
好酸球は、食道を除く消化管に存在します。好酸球性食道炎 (EE) は、臨床的には胸焼け、腹痛、嘔吐を呈し、EE を患う小児の大半はアトピー性です。診断は、食道生検で好酸球が 15 個/hpf を超えるという所見によって裏付けられます。Enterobius vermicularis 感染症は軽度であることが特徴的です。しかし、蟯虫感染による好酸球性回腸炎、胃腸炎、虫垂炎の症例報告はありますが、蟯虫感染に関連する EE の症例報告はありません。