SI カティブ、MT ウィリアムソン、R シン、JM ジョシ
塗抹標本検査と培養は、症例数が多く財政的制約のある三次医療施設における結核(TB)検査の根幹をなすものである。本研究の目的は、肺結核患者から分離された抗酸菌(AFB)に対する塗抹標本検査とLowenstein Jensen(LJ)培地での培養の効率を再評価することであった。210のサンプルを処理し、Ziehl Neelsen(ZN)染色によるAFBの検出を行った。N-アセチル-L-システイン-NaOHの濃縮法を使用し、サンプルをLJ培地で分離した。AFBは168(80.0%)の一次塗抹標本で認められた。一次塗抹標本では5検体(11.9%)が見逃されたが、二次塗抹標本で検出された(感度93.45%、特異度88.10%、陽性予測値(PPV)96.91%、陰性予測値(NPV)77.08%)。増殖は155検体(83.30%)で観察された(感度95.39%、特異度70.59%、PPV 93.55%、NPV 77.42%)。値は統計的に有意であった。本研究は、肺結核患者の痰検体中のAFBの検出における従来のZN染色法とLJ培地での培養の有効性を再確認するものである。