サマ・アボ・エル・アバス、モハメド1世、ファウジア・イブラヒム
ニトロプルシドナトリウムによる誘導体化による医薬製剤中のファモチジンの推定のための分光光度法および HPLC 法が開発された。分光光度法は、498 nm でニトロプルシドナトリウムとの反応後に形成される赤色を測定することに基づいている。形成された生成物は、C18 カラム、メタノールおよび見かけの pH 4 の 0.05 M リン酸緩衝液 (30:70、v/v) からなる移動相を使用した HPLC 法によってさらに測定され、UV 検出は 498 nm で行われた。両方の方法は、20~500 μg/mL の濃度を直線的にカバーした。この方法の選択性と単純さにより、干渉を受けることなく、医薬品中およびイブプロフェン、ドンペリドン、パラセタモール、ジクロフェナクとの配合錠剤中のファモチジンを正常に推定することができる。