先端化学工学ジャーナル

概要

マングローブとブドウの搾りかすから抽出した濃縮タンニンは再生可能な腐食防止剤と木材接着剤として利用される

フランソワ・ガンビア、アファイザ・モフド・シャー、ハズワン・フシン・M、モハマド・ナシル・モハマド・イブラヒム、アフィダ・アブドゥル・ラヒム、ニコラス・ブロス

マングローブ樹皮から抽出したタンニンの銅腐食抑制剤としての可能性をテストし、ブドウの搾りかすとマングローブ樹皮からのタンニンを木材接着剤として使用しました。電気化学的特性、吸着等温線、表面観察により、耐腐食性を評価しました。接着剤を調製し、木製パーティクルボードに組み込みました。マングローブ樹皮から抽出したタンニンは主に陰極抑制剤として機能し、効率的な腐食抑制剤として機能しました。これらのタンニンから製造されたパーティクルボードは、内装グレードの木製パーティクルボードの欧州標準仕様を満たしていませんでした。マングローブタンニンは腐食抑制剤として使用できます。ブドウの搾りかすとマングローブタンニンは木製パネルの接着剤として利用できますが、基準を満たすにはいくつかの配合の改善が必要です。