ハッサン・シュ・アブディラフマン・エルミ、ムハマド・ハニフ・メド・ノール、ザハラ・イブラヒム
パーム油産業はマレーシア最大の農業産業であり、パーム油の加工においては、パーム油工場廃水(POME)として知られる汚染度の高い液体廃棄物が発生しています。現在、基準排出基準を満たすためのPOMEの処理が重要な課題となっています。そのため、本研究では微生物燃料電池(MFC)で最終排出POMEを処理することを目的に実施しました。1Lの作業容量を持つポリアクリルシートを使用して製造された二重チャンバーMFC、プロトン交換膜(ナフィオン115)を使用しました。陽極溶液は、最終排出池POME、一晩培養した緑膿菌株NCIM 5223接種物(10%v/v)、およびリン酸緩衝液(pH 7)で構成され、陰極溶液はリン酸緩衝液(pH 7)およびヘキサシアノ鉄(III)酸カリウムで構成されていました。結果は、8日間で58%のCOD除去と60%の色除去を示しました。結論として、Pseudomonas aeruginosa 株 NCIM 5223 は、最終的な池の POME から色と COD を除去することができました。