スミタ マハパトラ、シタラム マハパトラ、スダ セティ、ルパ ダス、プラナティ モハンティ、カリャニ ハズラ
脳血管障害は高齢者では一般的ですが、小児ではまれです。鎌状赤血球症(ホモ接合体)の乳児における基底核梗塞による脳卒中発症は極めてまれです。私たちが知る限り、現在まで1例も報告されていません。軽い転倒後に脳卒中を発症した生後10か月の乳児を報告します。この乳児はMRIでラクナ基底核梗塞と診断されました。通常の血液学的検査および凝固プロファイルでは異常は検出されませんでした。しかし、鎌状赤血球症テストは陽性であり、ヘモグロビン電気泳動(毛細血管領域)で鎌状赤血球症(SCD)が確認されました。極めてまれではありますが、乳児および小児の脳卒中を扱う際には、SCDの可能性を常に念頭に置く必要があります。