ジャクリーン・A・ポーラック、ハニー・カラシュ、アンドレア・M・デ・シルバ、マーガレット・J・ヘンリー、マイケル・スミス*
オーストラリアでは、虫歯は小児に最も多くみられる疾患の 1 つです。重症の場合は歯科全身麻酔 (GA) が必要です。2010年から 2012 年にかけて Barwon Health (オーストラリア、ビクトリア州、ジーロング) で歯科 GA を受けた 10 歳までのすべての患者の臨床記録を遡及的に分析しました。234 人の子供に 236 件の個別の事象があり、223 件は新規で、11 件は研究期間前に歯科 GA を受けていました。歯科 GA 処置時の患者の平均年齢は6.3 ~ 2.0 歳でした。GA 前の dmft/DMFT の平均は 8 (6 ~ 12) (中央値、四分位範囲) でした。紹介から一般歯科治療までの期間は、2010 年、2011 年、2012 年にそれぞれ 166.4 日 (SD 108.1)、164.3 日 (SD 98.9) から 225.4 日 (SD 129.5) に大幅に増加しました。一般歯科治療後のフォローアップ検査の予約には、同じ年でそれぞれ 10.8%、37.3%、36.0% の患者が出席しました。重度の虫歯がある小児の一般歯科治療の待ち時間が長く、一般歯科治療後の検査の出席率が低いという調査結果を受けて、歯科治療プロセスの変更が緊急に必要とされています。