ムドゥクリシュナイア K 氏とスミタ シン氏
我々は、A. indica と W. somnifera の粗抽出物の多剤耐性株 (MDR) に対する効果と、A. indica と W. somnifera の粗抽出物の MDR 株に対する相乗効果 (寒天ウェル拡散法) を研究しました。植物 (根と葉) の水抽出物とアルコール抽出物は、いずれもさまざまな細菌に対して強力な抗菌作用があることがわかりました。組み合わせると優れた相乗効果が得られました。A. indica と W. somnifera の水抽出物とエタノール抽出物は、MDR 株に対して非常に優れた相乗効果を示しました。抽出物のフリーラジカル消去活性を DPPH アッセイで調べました。 IC50値は、A. indicaでは68.75 μg/ml(エタノール抽出物)と74.83 μg/ml(水抽出物)、W. somniferaでは94.28 μg/ml(エタノール抽出物)と88.79 μg/ml(水抽出物)であることが分かりました。これは、アスコルビン酸溶液50.58 μg/mlと比較すると有意です。Azadirachta indica(水抽出物とエタノール抽出物)とW. somnifera(水抽出物とエタノール抽出物)の粗抽出物の還元能力は、標準のブチルヒドロキシトルエン(BHT)と比較すると有意です。この研究から得られた結果は、A. indicaとW. somnifera(水抽出物とエタノール抽出物)の抽出物が、ヒト病原体に対する感染症の管理のための潜在的な薬剤として「ドラッグハンター」にとって魅力的である可能性があることを示唆しています。