レオニード V クサンフォマリティ
以前の論文で紹介した金星の仮想動物群の中に、類似の構造を持つ珍しいものがいくつか惑星のさまざまな場所で見つかりました。これらの物体は「ヘスピ」と呼ばれていました。その珍しい形が注目を集め、着陸船のカメラで撮影されたさまざまなパノラマ写真に繰り返し登場しました。本研究では、連続したパノラマ写真に繰り返し登場する別の物体を扱っており、この物体には「アミサダ」というニックネームが提案されています。ざっと調べたところ、上から見たときのその体は魚の形をしており、大きさは12〜15 cmです。VENERA-13とVENERA-14の着陸地点は互いに900 km離れているにもかかわらず、アミサダは両方の場所で発見されています。本論文では、両方の着陸船のパノラマ写真を分析し、この研究の過程で新しい珍しい物体が見つかりました。対象物がテレビカメラのレンズに近い位置にあったこと、VENERA-14 の画像に固有の低ノイズ、十分な数のパノラマ画像のおかげで、アミサダスの詳細な画像が得られました。生画像の処理方法に関する情報も提示されています。金星の仮想生命体の探索方法に注目が集まっています。