概要

異常右冠動脈の完全閉塞を伴う軟骨無形成症患者における冠動脈形成術の成功例(症例報告)

アハメド・アルバシル

背景:軟骨無形成症患者に対する冠動脈介入は、医学文献ではほとんど報告されていない。低身長および脊柱後側弯症のため、このような患者では冠動脈への血管内アクセス(カニューレ挿入)は通常極めて困難である。症例提示:軟骨無形成症の既知の症例である33歳の患者が、スーダンの大学病院に3時間にわたる心窩部痛を訴えて来院した。処置から1年後の最後の追跡調査では、症状はなく、虚血発作や処置関連の合併症も見られなかった。結論:これは、軟骨無形成症患者に対する冠動脈形成術の医学文献における5番目の症例である。しかし、閉塞動脈が異常冠動脈である軟骨無形成症患者に対する冠動脈形成術の成功例はこれが初めて報告された。

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